2006年04月12日

チームワークとリーダー

先日さわかみ投信をお迎えして、セミナーを開催した時のこと。

会場に入るなり、社員の方々が散って手際よく会場準備を進めてくれます。社長は最初にレイアウトの大まかなところを決めただけ。後は特段指示を出すこともなく、初めて会う我々と和やかに談笑されていました。
準備もほぼ終わり、合間では社員のみなさんと我々は色々なことを話すことができました。そして当日の懇親会について聞いた時。「それはボスに聞いてきます」と即答し、聞きに行きました。
なんでも彼らはセミナーごとに、終了後の反省会をしているためだそうですが、社長が指示・決定する部分と自分たちがまかされている部分を彼らがしっかりと理解していると感じました。

060408sawakami-seminar005.jpgそして、セミナーの大部分は彼らと参加者の質疑応答だったのですが、驚くことにどのメンバーが答えても、社長が日ごろメディアで言っていることと同じことをおっしゃるのです。
さわかみ投信は全体で30人ほどの会社で、また彼を慕って入社される人の集まりと特殊な部分はあるかもしれません。でも、本当にチームの中で社長の考えていることが共有されているのです。

こうなると、チームを支えるメンバーの優劣に寄るところもちろんありますが、引っ張るリーダーが人間味にあふれ、メンバーととことん会話することをいとわない人間でないとうまくチームがまとまりません。また、そうであるからこそ、信頼もされるのでしょう。

信頼と言えば、セミナーの間の社長の姿勢。会場の一番後ろにずっと立ちっ放しで部下たちの質疑応答を見守ります。しかも、決して口出しをしないのです。会場参加者からの「社長の声を聞きたい」とのリクエストに答えて彼の考えを述べこそしましたが、それが無ければもしかしたら最後まで口を開かなかったかもしれません。リーダーとしてチームの『メンバーを信頼する』姿を見せてもらいました。

時代が変わったせいか、小山の大将よろしくいばりちらかすボスは減りました。反面、メンバーに満足に説明することのできない、『形だけ』、『役職だけ』のリーダーが増えたような気がします。特に一般の会社においては電子メールが発達したため、目の前の人間にすらメールで指示をするディスコミュニケーション型リーダーも珍しいことではなくなりました。そして不幸なことに多くの組織でこれが許されているのです。
これでは、リーダーと言う言葉の定義から見直す必要がありそうですが、少なくともこんな組織では『チームワーク』や『コミュニケーション』をボスが望んでもだめでしょう。

さわかみ社長にお会いして、リーダーとしての姿やチームビルディングの大切さを教えて頂きました。
posted by 会議研D at 02:59 | Comment(0) | TrackBack(0) | ★日常で感じたこと
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