私の気づきを図に描くと、以下のようになります。

この問題の答えを出すのをむずかしくしていた要因は次の2つです。
1)会議の主催者、ファシリテーター、参加者には、三様のゴールがあること。
2)ファシリテーターはプロセス、会議の主催者および参加者はコンテンツと、明確な役割分担があること。
関係性の追及が手段として行うので、1月の定例会でも意見が出ていましたが、ゴールがスタートということになってくると思われます。手段とは、大きな目標に向かう小目標ですから。
以上、私おうちゃんの気づきをご紹介させていただきました。
ゴールについてですが、ファシリテーションの世界において忘れがちなものが「主催者のゴール」だと思います。主催者と参加者のゴールは、反する部分と同じくする部分があるような気がします。前者は、例えば『会議の楽しさと生産性』。両立させることも可能なのですが、基本的にはそれぞれのゴールです。後者は、例えば『参加者満足の向上』。
この両者の微妙なゴールの関係性を認識できていれば、立派なファシリテーターのような気がしますね。
(図がちょっと大きく、右フレームが消えてましたので、修正させてもらいました)
ゴールは、やはり2つあったのです!参加者の満足の向上と会議の生産性です。前者を右脳ファシリテーション、後者を左脳ファシリテーションと区分けする考え方もあります。
また、発散を得意するファシリテーターもいれば、収束を得意するファシリテーターもいるようです。残念ながら、両方を得意する人間はなかなかいないらしいです。
最近、チームでファシリテーションを行う動きも出てきています。その際の役割分担に、こうした考え方が活用されているようです。
風邪を引かれたとのこと。ご自愛ください。では、失礼します。