2009年07月20日

「調べること」は、大事ですね!

つい2時間ほど前、FAJ九州支部の8月定例会のリード文を考えて案内を出しました。 内容は下記のような感じ。
みなさまへ

前回定例会案内時に、「梅雨入り」の話をしましたが、九州北部はまだ「梅雨明け」していないそうです。
梅雨が明けると、いよいよ本格的な夏が到来。。。。。
ところが、世間ではすでに夏物のバーゲンが始まっているんですよね。
商売に限らず、ブーム・時代の流れの速さには驚かされるばかりです。

It is not the strongest of the species that survive, nor the most intelligent, but the one most responsive to change.

さて、8月定例会のご案内です。
(以下略)

このリード文の背景は、昨日、福岡市の繁華街に行った時の驚きから来ています。

街ではいたるところでバーゲンセールの文字が踊っており、「今から夏がやっと始まるのに、もう夏物を売りつくそうとしている!」つまり季節性のある商品(来年の今頃にはデザインも古くなっている)の寿命の短さにびっくりした訳です。

だって、シーズン最盛期の前に売りつくすということですよ。
当然、商品コンセプトの段階から、この時期に売り切ることを考えて納期厳守で商品を開発せねばなりません。 また、商品が届いてからも、Xデー(バーゲン)に向けて商品価値下落のカウントダウンタイマーが入る。。。

今の時代、商品サイクルの短さは恐ろしいもので、街の家電製品ですら実は3ヶ月しか寿命がありません。
こうなるとメーカーも必死で、例えば販売開始した製品に微細な欠陥が見つかった場合でも、商品改良は開発中である「次のモデル」からしか間に合わなかったりする。下手をするともう一つ先、つまり6ヵ月後に発売される商品にしか改良が入らない場合もある、とんでもない世界です。

生き馬の目を抜く戦い」、この厳しい商品開発サイクルに自分達を合わせていかないと、勝ち残れないのですね。

そこでさきほどの英語の部分、【It is not the strongest of the species that survive, nor the most intelligent, but the one most responsive to change.】が登場する訳ですが、これ、なにを意味しているかご存知でしょうか?

訳し方には、色々あると思いますが…
「強いやつが勝ち残れるわけではない。賢いだけでもだめだ。変化に対応できるものだけが勝ち残れるのだ!」
と言う感じでしょうか。

ビジネス系でよく聞く有名な一節です。。。。。

ところが…この文章、ダーウィンの進化論の一節と言われていますが、どこまで真実か分かりますか?

特に、「…but the one most responsive to change.」の部分。
日本語のフレーズとしては、小泉元首相あたりも最もらしく使ったことは記憶に新しいことだと思います。

実用例としては、例えば、資産運用のセミナーなどで、日本を取り巻く世界の情勢、近い将来に日本のGDPを抜くであろう中国の成長性のすさまじさをグラフ付のしっかりとしたプレゼンテーションをしたとします。
そして、「みなさん、今の時代、投資対象もしっかりと見極めていかねばなりません。(世界が変わっているようにみなさんも)変われる者だけが勝ち残れるんですよ」「かの有名なダーウィンの進化論の一節ですけどね」と結びます。

そこで、セミナー終了後に受講者からの質問!
「先生の言葉で目が覚めました。ダーウィンの進化論のどこに書いてありますか?」

講師に取っては、想定外の質問でしょう。
通常は「どこでしょうかね、ちょっと忘れました。でも変わることって本当に大切ですよ、一緒にがんばりましょうね」
くらいで終わるとは思います。

ネットでしばらく調べてみると分かるのですが、この「変われる者だけが勝ち残れる」は進化論のどこにもなく、どうも後世の人の創作のようです。
(だから原文も正しいのか怪しいです)

一見常識的に使われているフレーズでも、しっかりと調べておくことは大切ですね。
posted by 会議研D at 15:45 | Comment(2) | TrackBack(0) | ★日常で感じたこと
この記事へのコメント
お久しぶりです^^
新しいブログ開設されたんですね!おめでとうございます。アクティブですね〜♪ 更新楽しみにしております
☆☆
Posted by 岩崎かおる at 2009年07月23日 22:42
かおるさん

いつもありがとうございます。
がんばっていきたいと思います。

でも、今マスコミに引っ張りだこのかおるさんにはかないませんよ♪
Posted by 会議研D at 2009年07月23日 23:07
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